Linux4

chmodコマンド

ファイルのアクセス権限を変更。
・アクセス権限を変更する事を『パーミッションの変更』という。
・アクセス権限はls -lコマンドで確認できる
-rw-r--r--
一番左の文字が-の場合はファイル、dの場合はディレクトリ。
その次から3文字ごとに『uそのファイルを所有している人の権限』『g所有しているグループの権限』『oその他の人の権限』を表し、それぞれ『ファイルを見る権利・r』『ファイルに書き込む権利・w』そして、『ファイルを実行する権利・x』を表す。

$ chmod u+x ファイル名[またはディレクトリ名]
$ chmod o-w ファイル名[またはディレクトリ名](

など、権限を変更する相手に+ーで権限の種類を指定する。

Echoコマンド

出力する。

exprコマンド

計算する。
*を計算に使うときは前に\(バックスラッシュ)を書くことで『これは特殊な意味の*ではありません。普通の文字として扱ってください』という意味になる。

$ expr 2 \* 6

変数に入れた値は一時的なもので、CUI環境を再起動するとすべてクリアされる。

シェルスクリプトについて

拡張子

Linuxでは、拡張子と関係なくそのファイルが何であるかを認識する仕組みをとっているので、拡張子をつけなくても問題なく動くが、人がわかりやすいように、拡張子をつける。
シェルスクリプトの時の拡張子は.sh

演算子の書き方

数値評価演算子 意味
a -eq b aとbが同じ
a -ne b aとbが違う
a -gt b aがbより大きい
a -lt b aがbより小さい
a -ge b aがbより大きいか等しい
a -le b aがbより小さいか等しい

diffコマンド

2つのファイルを比べて、そのファイルに違いがあれば、違っている箇所を表示する。

$ diff ファイル1 ファイル2

DoS攻撃

サーバーに過負荷を与える攻撃

lwp-requestコマンド

ウェブサーバーに情報を要求できる

$ lwp-request 要求先のアドレス

/dev/null

そこに送り込まれた全てのものを消し去る。
>は『あるコマンドの出力結果を別のファイルに書き込む』
・これを合わせて>/dev/nullとすると、その内容は全て消去される

IPアドレスドメイン情報

nslookup コマンド

DNSサーバーに問い合わせてホスト名からIPアドレスIPアドレスからホスト名を検索できる。exitで終わる。

whoisコマンド

ドメイン名、またはIPアドレスからドメインの情報を取得する。

ifconfigコマンド

プライベートIPアドレスを知る。
グローバルIPアドレスは「世界のネットワークから見た住所」であり、それとは別に「あなたの家のネットワークだけでみたパソコンの住所」があり、それをプライベートIPアドレスという。

ネットワークについて

pingコマンド

アドレスからサーバーのIPアドレスを調べられる。
・本来は、特定のホスト(アドレス)に対してネットワークがきちんと接続されているかを確認するためのコマンド。
・応答が帰って来ればサーバーは動いていて、返ってこなければ停止している。
・Yahooほどの大きなサイトになると、一つのウェブサーバーでは対処しきれず、一つのドメインに複数のウェブサーバーを使って対処してる
・ウェブサイトにもレンタルサーバーにも全く問題は無く、実は自分が契約しているプロバイダーの方で問題があってネットが全く見れない状態だったと言う場合もある。

そんな時はtracerouteコマンド

$ traceroute リモートホスト名(アドレス)

そのドメイン(アドレス)にたどり着くまでのネットワークの経路を表示する。
こに行く途中でそれ以上tracerouteコマンドが動かなくなってしまったら、その部分に原因があることがわかる。

ファイルを検索する

find コマンド

ファイルを検索する。

find 検索を開始するディレクトリ -name ファイル名

・一般ユーザーでももちろん使用することができるが、rootユーザーになって使用することで一般ユーザーでは入ることの出来ないディレクトリの中まで調べることが出来る。
・“ファイル名”とすることで正規表現となり、入力したキーワードがつくファイルを全て検索
でもこれは使いずらい!から、、、

locateコマンド

ファイルやディレクトリを高速検索するコマンド。
・事前に全てのファイルやディレクトリの場所の情報をupdatedbでデータベースに登録しておく事で使う。
・dbに変更があればまたupdatedb{する。
updatedbの実行はrootユーザーでする。

$ locate パターン

・検索開始位置を指定しなくても、最初から全てのディレクトリを検索してくれる。また、正規表現などを使わなくても単純に パターンのつくファイル名を検索してくれる。

SSH

SSHは「Secure Shell(セキュア・シェル)」を意味し、SSHの仕様では「安全ではないネットワーク上で利用可能な、安全なリモートログインおよびその他の安全なネットワークサービスのためのプロトコル」と定義されている。
ログイン認証情報があれば、どのコンピューターからでもリモートでサーバーにアクセスでき、安全に使える。